装画はYOUCHANさん。

ミステリー界の大家・横溝正史が選んだ、日本の名探偵が活躍する短篇10篇を収めたミステリー入門にも最適のアンソロジー【戦後篇】。探偵イラスト＆人物紹介つき。

カバーには、明智小五郎（戦前篇）や金田一耕助（戦後篇）など、本書に登場する名探偵たちの姿を描いていただきました。
「背景に円を敷く」というミステリーアンソロジーシリーズのフォーマットを生かしたデザイン。ミステリらしく、背景には黒をセレクト。勢揃いした名探偵たちを遠くから望遠レンズで覗いているようにも見える、どこか不思議な仕上がりに。
戦前篇、戦後篇の同時刊行なので、カバー・帯ともに2冊が店頭などで並ぶことを強く意識したデザインに。シックながらも印象のまるで違うカラーリングとなったことで、しっかり2冊の差別化が図れるように。
目次や扉など、本文付き物のデザインも担当。なんと作品扉の名探偵たちも、すべてYOUCHANさんの描き下ろし。新しい名探偵との出会いのきっかけになりそうな1冊です。