ジャンル|イラスト・ミステリー・サスペンス

機工審査官テオ・アルベールと永久機関の夢

小塚原旬 (早川書房)

装画はshironeさん。

本来神のものである「永遠」を技術で体現する永久機関の開発に、多額の褒賞がかけられた。機工の真贋を見極める審査官テオは、賞金を狙う詐欺集団の背後に、かつて父を罠に嵌め火刑に追い込んだ黒幕がいることに気づく。復讐は成し遂げられるのか、そして人が永久機関を作ることは可能なのか?

第13回アガサ・クリスティー賞優秀賞受賞作。
装幀のテーマは「ミステリー&ミスティック」。キャラクタをメインにどう神秘性を付加するかを検討し、メビウスの輪の要素を組み合わせていただくことをご提案。「機工」的な要素として、歯車をデザイン的に配置しました。