装画は前田なんとかさん。
離婚以来30年間一人暮らしを続ける真理子(76歳)。嵐の夜に迷い込んできた老女・加代との暮らしが真理子の心を変え始めるが、加代にはとんでもない秘密があって?!
著者既刊の『「死ね、クソババア!」と言った息子が55歳になって帰ってきました』と同じタッグで装幀を担当することに。「老後」「お金」「孤独」などをテーマとした作品を手に取る層にきちんと届く本になることを目指し、真理子と加代の姿を見せる装画に。
複雑な思いを抱える真理子の表情でシリアスさを担保していますが、キュートながら若干いらっとくる加代の姿が絶妙なアクセントになっています。
タイトルの語感が強いため、書体はあえてポップなものを選んで嫌悪感をやわらげることを意識。
ジャンル|文芸・イラスト