ジャンル|イラスト・ミステリー・サスペンス

死体で遊ぶな大人たち

倉知淳 (実業之日本社)

装画は副島智也さん。

いい大人なのに、見立てだのなんだの、死体を玩具にするのは冒瀆的だ!
ゾンビによる不可能殺人、死者による密室心中事件、腕のすげ替えられた死体の謎……「死体」をモチーフにした本格ミステリ短編集。

ゾンビのアップをモチーフとすることにし、副島さんに装画をご依頼。ホラーではないので怖く見えすぎないように留意しつつ、デザインを進行。表4には頭に斧が刺さったゾンビを描いていただくなど、どこかユーモラスさも感じられる装幀を目指しました。
背景色には血になぞらえた赤を採用し、表紙や別丁扉でも赤をリフレイン。装画の一部を切り取ってデザイン要素とさせていただいています。どこか「バラバラ」のイメージも。
目次や扉など、本文付き物のデザインも担当しました。黒を基調にし、端正な明朝を使ったスタイリッシュなデザインに。