死屍累々の夜 前川裕 (光文社) 写真は広岡敬一さん。 ノンフィクションの事件ルポの体裁を取る本書の内容に合わせ、これまでの前川さんの著作とは装幀の方針を変更。あえて古く、ともすればどんくさくも感じられるギリギリのラインを狙いました。 タイトルの書体や表記との合わせ技で昔の映画のオープニングのような見え方を目指し、作中描かれる時代の雰囲気が感じられる写真を捜索。資材や加工もそれに合わせて、古い本にも見えそうなものをセレクトしています。