水の柩 道尾秀介 (講談社) カバーは複数の写真と佐伯佳美さんのイラストを重ね合わせて作り上げました。佐伯さんにシルエットで情景を描いていただいたものを額装のように配置して、写真の要素を束ねる役目に。 本表紙・見返しの泡は本の中に浸透していくイメージで。別丁扉はカバーの額装イメージを中心に寄せて「トンネルを通り抜ける」ような構図に。そしてもう一度、目次で水の中に戻ります。読者を水の中に誘う作り。 ポップのデザインも担当いたしました。