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水木しげる漫画大全集 ゲゲゲの鬼太郎11 大ボラ鬼太郎他

水木しげる (講談社)

解説は小池一夫さん。
1970年代後半から80年代前半にかけて、青年誌・一般誌・児童書に、読み切りや短気連載の形で掲載された鬼太郎作品を収録。特に「『週刊実話』版ゲゲゲの鬼太郎」では、青年誌向けのエロ・グロ・ナンセンスの要素を排し、従来の正義の味方としての鬼太郎の活躍が描かれました。
一方、表題作の「大ボラ鬼太郎」の前半は、綿密に描き込まれた背景が基本の水木作品には珍しく、水木先生がほぼ一人で手がけられたシンプルな線画によるもの。