「永久保存版」の名にふさわしい造本はどんなものかを検討。山口先生からリクエストのあったダ・ヴィンチの解剖図と棺のモチーフを箱に。特に解剖図と欧文タイトルは箔押しとし、高級感を。上品な銀×黒の配色の中で煌めく金箔が存在感を放っています。
本の表紙も山口先生のリクエストで、古い半皮装の洋書を意識。実際に皮を使うのは難しかったので、資材の選び方を工夫しました。
本文のレイアウトも担当しています。執筆秘話なども掲載され、資料性の高い一冊となりました。
koichi sakano,welle design 2012