ジャンル|文芸・イラスト・恋愛

清朝時代にタイムスリップしたので科挙ガチってみた

佐川恭一 (集英社)

装画はNAKAKI PANTZさん。

刮目せよ、「童貞文学」の終着点!
不埒な目的のために科挙トップ合格を目指す天才、エロ漫画を読む権利のためにマラソン大会優勝を競い合う少年たち、20浪の末の東大模試A判定を祝うパーティーを開く男……。
恋と脱童貞に命を懸ける男子たちのしょーもない日々と悲哀を描く傑作短編集。

NAKAKI PANTZさんには、同じ顔の女子高生&チャイナドレスの女子の間で揺れ動く童貞男子高校生を描いてほしい、とリクエスト。インパクト大の表題作から装画のモチーフを取りました。科挙の墨書を意識した背景とのギャップが凄まじいことになっていますが、内容への好奇心を掻き立てられます。
レイアウトはポップさを意識。装画もタイトルもインパクトが大きいので、それに負けないデザインを目指しました。