ジャンル|イラスト・ミステリー・サスペンス

瀬越家殺人事件

竹本健治 (講談社)

ひらがな四十八文字を重複なく使い一首に仕上げるいろは歌で、四十八のシーンを描き切った超絶技巧の書。挿絵もすべて竹本健治先生の手による、ミステリーファン垂涎のアートブック。

本として読めると同時に、ファンアイテムにもなるような見せ方・仕掛けを検討。窓のある函に収める形とし、窓から表紙のイラストが覗く仕様に。お好きな本文のページに入れ替えていただくことも可能です。黒の色上質に銀インクでの印刷として、上品ながらも不穏さが感じられる仕上がりとなりました。
函の形状的に帯をかけることができないので、シュリンクをかけた表1側にシールを貼って帯代わりとすることに。
本文は、1ページにイラストといろは歌の両方が収まるレイアウトに。「ページを取り外して表紙の前に差し込める」という仕様のため、函の窓の位置に合わせてレイアウトの調整を。