無惨百物語 ておくれ 黒木あるじ (KADOKAWA) 造形物作成は山下昇平さん。 レーベルを角川ホラー文庫に移しての刊行。より広い読者、特に女性やライトな怪談ファンにも手に取りやすい装幀にしたいというオーダー。 山下さんの造形作品を使用することは決まっていたので、アレンジとして、赤い金魚を手に乗せることを提案。金魚は「生命の終わり(時間切れ、ておくれ)」のイメージです。 ほの暗い雰囲気が出せるようロケを敢行。ガード下の場末感が物悲しさを演出しています。