ジャンル|イラスト・ホラー

無邪気な神々の無慈悲なたわむれ

七尾与史 (二見書房)

装画は調さん。

楽しい思い出となるはずの家族旅行で、「生き神さま」のいる島を訪れた一家。ところが島にいるのは無邪気な笑みを振りまく子どものみ。やっと見つけた大人たちは、子どもの残酷ないたずらで壊されたような有様の死体となっていた……。

装画では、子どもの無邪気な残酷さを表現。ダークかつ怪しい仕上がりとなったため、あえてデザインはシンプルで淡白な印象とし、静かな恐ろしさを補強。
カバー・帯ともに文字を倒すことで、なにかが狂った世界の不穏さ・不気味さを演出しました。
本文レイアウトも担当。装画を本文デザインにも使わせていただきました。恐怖がひたひたと滲み出てくるような一冊に仕上がりました。