ジャンル|イラスト・ミステリー・サスペンス・ホラー

狐花 葉不見冥府路行

京極夏彦 (KADOKAWA)

装画は東學さん。

死んだはずの魔性の男が、再び江戸の町に現れた。魅入られた者たちの命運と、その裏にある過去の遺恨とは──。
京極夏彦初の歌舞伎原作小説。

角川ホラー文庫30周年を記念したプレミア版。スペシャル感を出すために、歌舞伎のポスタービジュアルおよび特殊加工、通常文庫とは違った資材の採用を前提に、デザインを検討。
赤をテーマカラーに設定し、曼珠沙華の花のようにも見える細目の書体をタイトルに当てました。表4や栞にも曼珠沙華のイメージをちりばめています。
カバーの資材はOKミューズガリバーリラホワイト。和の趣を感じる風合いのある紙です。帯と栞にはホロPPを採用して、全体にキラキラな仕上げに。同時に花びらが舞い落ちるような儚さも感じられます。実は帯と栞でホロの種類が違っているので、ぜひお手に取ってご確認ください。