ジャンル|文芸・ミステリー・サスペンス・タイポグラフィ

生きてしまった 太宰治×ミステリ

太宰治 (河出書房新社)

人間が生まれながらに持つ「原罪」とは何か? 生と死の間で揺れ動く人々を描いたミステリアスな傑作15篇。

カバーデザインは同時刊行の『復讐 三島由紀夫×ミステリ』とある程度シリーズ感が出るものにしたい、というオーダー。タイトルの文字をデザイン要素として大胆にあしらいつつ、幅広帯をかけてもタイトル・著者名がしっかりと目に飛び込んでくるレイアウトが採用に。
カバーはビジュアルを拝したタイポグラフィでの構成とする一方、帯は幅広で4色、手書きとすることに。黄色地×黒字×赤線での構成は、文言も相まって圧倒的なインパクトがあります。
表4は手書き風のフォントでのデザインとしました。
本扉と目次のデザインも担当。文学作品らしい端正な印象でまとめました。