ジャンル|イラスト・ミステリー・サスペンス

眼球堂の殺人~The Book

周木律 (講談社)

装画は日田慶治さん。
あえて作中に登場する建物そのものを描くのではなく、数理的・近代的かつ知的でクールなイメージを優先させるビジュアルを採用。タイトルも過剰に大きくすることはなく、端正なあしらいに。
眼球堂を象徴する球体を巨大な建造物に見立て、広大な空間の中に配置。補助線や運動の軌跡を描き入れることで空間に密度を。白のトーン、シャドウのつき方、補助線の位置などは最良の形を探るべく、日田さんに細かい調整をお願いし、それらのいいとこどりで仕上げていただきました。最後に作中に登場する数式をあしらって、理系ミステリ感をプラス。