神の時空 伏見稲荷の轟雷 高田崇史 (講談社) 装画は日田慶治さん。 伏見稲荷が舞台ということで、千本鳥居と狐をフィーチャー。鬱蒼とした静かな森に青白い雷が落ち、鳥居をつたって階段や岩が海ほたるのように光る、幻想的な光景。雷の荒々しさが迫力を醸し出すと同時に、独特の明るさで既刊との差別化も。