神の時空 嚴島の烈風 高田崇史 (講談社) 装画は日田慶治さん。 海上に鳥居があるという厳島神社の特性を活かし、沖側からの構図でお描きいただきたいと日田さんにはオーダー。暗い夜に映える海上の炎と神社上空の竜巻が、大変なことが起こりつつあるという不穏さを醸し出しています。画面の手前と奥での光のコントロールや船の向き、竜巻が波として海に及ぼす影響など、細部までバランスを考慮しながら進めていただきました。