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神奈川大学言語研究センター叢書3 流動と混在の上海文学 都市文化と方言における新たな「地域性」

賈海涛 (ひつじ書房)

装画は金宇澄さん。

中国最大の経済力を誇りつつも、反都市イデオロギーや標準語の普及によって地域文化と方言が危機に瀕する上海。方言、文化、移住者といった視点から、上海文学における流動的で混在する「地域性」を探求する。

方言や文化、移住者といった視点から、上海文学の流動的で混在する「地域性」を探究した一冊。作中メインで扱われている中国の作家・金宇澄が画家として描いた作品を装画として採用。著者の希望で、タイトルを大きく大胆に配置するデザインとなりました。