ジャンル|イラスト・ミステリー・サスペンス

私はだんだん氷になった

木爾チレン (二見書房)

装画は紺野真弓さん。

美しい少女・氷織は、登山家の父を亡くしたことで心を閉ざす。学校でも家でも居場所を失った氷織はアイドルの推し活を生きる糧にするが、SNSで炎上。そんなとき、憧れの「なりきり」から届いた一通のDMが、恋と悲劇の幕を開ける……。

『みんな蛍を殺したかった』に続き、装画は紺野真弓さんにご依頼。氷柱を抱える少女の姿を美しく描き出していただきました。
表紙にも氷柱のイメージを抜き出して使わせていただいています。
カバーの加工にはスカッフフリーベルベット+UV厚盛りを採用。この不思議な質感、ぜひ実物をご覧いただきたいです。スピンは幅広のものとして、制服のリボンの色とを揃える、といった工夫も。
本文付き物のレイアウトも担当。本扉や目次には氷や雪山のイメージを敷いて、どこか冷たさを感じさせるデザインに。