装画は松浦シオリさん。
和歌をモチーフとし、女性同士の性愛にフィーチャーした短編集。松浦さんには寄り添う二人の女性を描いていただきました。美しさ・上品さの中に、確かに官能的な色が漂います。また、官能小説の装画で女性二人をモチーフとすることは珍しいので、新鮮さもあります。
書体や色は、上品さの中にどこか粘り気のあるものをチョイス。装画の魅力を最大限引き出すことを心がけました。