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米露開戦 下

トム・クランシー、マーク・グリーニー/著、田村源二 訳 (徳間書店)

装画は田辺剛さん。

米大統領との歓談後、謎の死を遂げたロシアの元情報機関長官。独裁体制を敷く露大統領を批判していた彼の死の背後には、隣国支配による大ロシア復活を目論む国家的陰謀が潜んでいた。

テロを仕掛けて国民感情を悪化させ、ウクライナ侵攻の口実を積み上げていく露大統領。実行部隊である非合法集団の背後には、かつて米大統領が追った謎の工作員の姿が見え隠れし……。

ウクライナ侵攻を緻密に予言していた軍事小説の鬼才、クランシーの遺作を緊急復刊。装幀では、対立する米露大統領らしき男の姿を上下巻に振り分けて見せることに。
カバーはインパクト抜群のタイトルを強く押し出す王道のデザイン、帯は黒×黄色で危機感をアピールするデザインに。