ジャンル|イラスト・ミステリー・サスペンス・ハードボイルド・ノワール

絶対惨酷博覧会 都筑道夫短篇コレクション

都筑道夫 著/日下三蔵 編 (河出書房新社)

装画は目黒礼子さん。
スパイ、殺し屋、私立探偵……。昭和の夜に蠢く人々を描いた、小粋でレトロな犯罪小説集。
小粋さと懐かしさ、新しさが共存する装幀にしたい、というオーダー。原稿を拝読し、ハードボイルド感のある作品の内容を掬ったものや、インパクトのあるタイトルから連想したビジュアルを捜索した中から、目黒礼子さんの作品をお借りすることに。「絶対惨酷博覧会」のタイトルにふさわしい装幀となりました。
絵のディテールまで見せられるよう、タイトルは枠を取ってレイアウトをすることに。奇を衒わずオーソドックスな見せ方とすることで、読者の間口を広げることを目指しています。