ジャンル|ミステリー・サスペンス・写真/コラージュ・警察

聖刻

堂場瞬一 (講談社)

犯人の家族は、なにをされても我慢しないといけないんですか?
テレビの大物司会者の息子が殺人犯として出頭。ネット世論は“加害者”に壮絶なバッシングを加え始めるが、そのせいで第二の犠牲者が生まれてしまい……。
加害者家族へのケアに焦点を当てる新しい警察小説、誕生!

堂場さんの作品としては初めて女性刑事が主人公となった本書、大人気「犯罪被害者支援課シリーズ」がseason2を迎えるにあたり、そのエピソード0という形で書き下ろされました。
警察小説感を担保しつつ、これまでとは違う印象を出したいというご希望を受け、ストレートに女性像をメインモチーフとして扱うことをご提案。
店頭での強さを意識して、赤×白×黒で画面を構成。白抜きのタイトルが、その言葉通り刻み込まれたように印象に残ります。
表紙や別丁扉、本扉にも大きくタイトルを刻み、印象をさらに補強しました。