背高泡立草 古川真人 (集英社) 島に生きた一族は、なぜ使わなくなった納屋の草を刈るのか。 草に埋もれた納屋は、なにを見つめてきたのか。 過去から未来へ連綿と続く、人間の営みの物語。 「連綿と続く人の営み」「土地の記憶」「家族のつながり」をキーワードに、装幀を検討。過去から未来へのつながりも感じさせるような一本道をビジュアルとする案が採用に。 あえて全面に写真を敷かないことで、空白と余韻を感じさせるデザインです。