ジャンル|イラスト・恋愛・ホラー

腐りゆく君と 遺された私

藤白圭 (竹書房)

装画はLOWRISEさん。

「ごめん。俺、死んだ」
突然幽霊になって現れた、カメラマンの恋人。撮影旅行中に事故死したという彼の遺体を探しつつ、その最期の軌跡を辿る、一週間の旅が始まった──。

「純愛」「青春」「泣ける」をキーワードに設定しつつ、ホラーらしさもある表現を模索。全体には爽やかでエモさも感じられるビジュアルですが、よく見ると男子の体が透けているなど、切ない展開を感じさせる装画として仕上げていただきました。
本作の舞台である愛知県豊橋市出身・在住の漫画家である佐野妙先生とのコラボ企画もあり、本のどこかに描き下ろし漫画が掲載されています。ぜひ手に取って探してみてください。書店の購入特典として、藤白先生&佐野先生の書き下ろしコラボペーパーのご用意もあるとのことです。
目次や扉など、本文付き物のデザインも担当。あえて余白の多いデザインとし、切なさを表現。