ジャンル|ミステリー・サスペンス・写真/コラージュ

蒼天の鳥

三上幸四郎 (講談社)

時は大正、「新しい女」で女流作家の古代子は、自分の価値を確かめるため東京行きを決意。そんな彼女の前に、謎の兇賊ジゴマが立ちはだかる──。

単行本に続いて装幀を担当。文庫化にあたり、本作のテーマ「女性の社会進出」を前面に出し、「新しい女性」を感じさせるような装幀にしたい、というご希望をいただき、見せ方を検討。主人公らしい女性像と、彼女自身や事件を象徴・連想させるモチーフを組み合わせ、どこか朝ドラ感もあるビジュアルを作成しました。