ジャンル|イラスト・ミステリー・サスペンス

螺旋の底

深木章子 (講談社)

装画は米増由香さん。
全体としては、『鬼畜の家』『衣更月家の一族』との統一感を意識。今回も黒背景を前提として、米増さんに装画をご依頼しました。キーワードは「女性的」「貴族的」「華やか」。
「螺旋」からの連想で連なった巻き貝が中心に。ユニコーンや宝石は、貝から飛び出そうとしているのか、引きずり込まれているのか。貝が醸し出す底の深さと閉塞感が、作中に漂う雰囲気を描き出しています。
タイトルは、前二作と比較すると、より色っぽい印象に。