装画は遠田志帆さん。
この男は、まともじゃない。
娼婦殺しの罪を着せられたアンデルセンは、冤罪を晴らすことができるのか? 童話作家アンデルセンの「空白の1年半」に迫るサスペンスミステリー。
童話作家・アンデルセンが娼婦殺害の容疑者になるというサスペンスミステリー。作中に登場する童話の要素を盛り込んだ装幀とすることを決め、装画を遠田志帆さんにご依頼。上下巻が並ぶと一枚の絵が完成する装画をお描きいただきました。
「人魚姫」「マッチ売りの少女」をモチーフに、童話に登場人物たちの姿を重ねて想像できるような装画をダークかつミステリアスに描いていただきました。上巻のモチーフは人魚姫。アンデルセンの趣味が紙切りなことから、影絵の要素も取り入れてもらっています。
イラストの魅力を最大限活かすデザインを目指し、タイトル等の文字要素は枠を作ってその中に収めることに。
目次や扉など、本文付き物のデザインも担当。ダークで切ないデザインとなりました。
ジャンル|イラスト・ミステリー・サスペンス・歴史