詩人/人間の悲劇 金子光晴自伝的作品集 金子光晴 (筑摩書房) 常識に抗い、人としての生を破天荒に楽しみ尽くした反骨の男──その鮮やかな視界を自ら描きとる随筆と詩、二つの名作を一冊で。 装幀には、ご本人のお写真を使いたい、というオーダー。魅力的なお人柄が滲むような写真の魅力を生かせるデザインを検討。色をかぶせる案などもご提案しましたが、正統派の王道感が滲むこちらの案が採用となりました。 帯のデザインもネームを受けて比較的硬質な印象のものに。