誰が死んでも同じこと 円居挽 (光文社) 装画は禅之助さん。 財閥の血縁家系を巡る御家騒動。横溝感を湛えつつ、オールドスタイルな中にも新しさのある装幀にしたいというオーダー。キャラを描くというより、作品の雰囲気を掴めるようなイラストを使いたいということで、禅之助さんに装画をご依頼。主人公たちと犯人が螺旋階段上で交錯するスリリングな構図をご提案いただきました。DNAと螺旋階段のイメージが重なり、にやりとさせられます。