装画は高田明美さん。
「人にして冥府の公用を務めるものあり。走無常と称う」
陰界の亡者を取り締まる“走無常”の活躍を描く短編4編と、あの伝説の四兄弟乱入の書下ろし中編「天怪地奇人妖」を収録。
龍と鳳凰、満月を背景とした、美しい装画。絵の魅力を最大限活かせるデザインを検討し、タイトルは縦に帯まで貫く形の案が採用に。
贅沢に口絵も描き下ろしていただいています。
目次や扉など、本文付き物のデザインも担当。作品の内容を反映して、どこか妖しさが漂うデザインとなることを目指しました。カバーに使ったフォントを本文でも使用し、統一感を演出。