ジャンル|ミステリー・サスペンス・時代・造形物

遠巷説百物語

京極夏彦 (KADOKAWA)

張り子作成は荒井良さん。

江戸末期の遠野で、化け物退治が開幕!第56回吉川英治文学賞受賞作。
盛岡藩筆頭家老にして遠野南部家当主の密命を受けた宇夫方祥五郎は、巷に流れる噂話を調べていた。祥五郎のもとに舞い込む街談巷説、その真偽は──。

『遠巷説百物語』の刊行に合わせ、文庫版「巷説百物語」シリーズのデザインを一新することに。採用する写真の選び方・デザインともに、6冊が並んだときの見え方を意識。各巻バラエティ感とその巻ならではの特色が出るようなカットをセレクト。
タイトルに色を差し、帯にも同じ色のベタ面を敷いて写真がうっすら見えるデザインに。書棚に並べたときを意識して、帯の背にも妖怪張り子の写真を入れることに。
口絵の写真も撮り下ろし。張り子の全貌が見えるようなカットをセレクトしています。