装画は米田絵理さん。
ちょっとノスタルジックで一目でSFとわかるイラストを装幀に使いたいというオーダー。エンタメではあるけれどキャラ小説にはならないよう意識しつつ、イラストレーターさんをご提案しました。
米田さんとは直接打ち合わせをし、どの程度SFらしさを出すかなどをご相談。海と空双方のイメージをうまく取り入れ、不思議な要素をちりばめた、レトロでかわいい雰囲気の装画を仕上げていただきました。
タイトル書体や文字色で作品に漂う「切なさ」「戻ってこない時間」「心理の闇」などの雰囲気を再現できないかチャレンジ。斜めに置くことで、空への浮遊感も出ています。