ジャンル|イラスト・ミステリー・サスペンス・恋愛

首の鎖

宮西真冬 (講談社)

装画は有村佳奈さん。
さよなら、家族。
疎まれつつも母の介護をする女。妻からのDVに悩む男。家族に囚われてきた二人の運命が、殺人を機に回り出す。
前作『誰かが見ている』に続き、装画は有村佳奈さんにご依頼。主人公が自らに絡まりついてた「首の鎖」を断ち切った瞬間を、鮮やかに描き出してくださいました。絶望と希望の狭間という空気感が生々しく伝わってきます。
装画と傾きを合わせた、勢いのあるレイアウトが採用に。
帯もカバーのインパクトに負けないよう、メリハリの強いレイアウトとしました。