ジャンル|イラスト・ホラー

骨を喰む真珠

北沢陶 (KADOKAWA)

装画は朱華さん。

投書をきっかけに、製薬会社社長の家に潜入取材をすることになった女性記者・苑子。肺の悪い苑子は一家の娘からたちどころに咳を止める試薬を与えられるが、それはおぞましい悲劇の始まりだった……。

派手で強い打ち出しを目指すこととし、「つき出した舌に真珠を載せる女性のアップ」を描いていただくことに。真珠をより印象的に見せるために口元にフォーカスすることで、タイトルとの連動感が増し、また店頭効果も強い装幀となりました。
タイトル・著者名にはどこか骨っぽさを感じさせる硬質な書体を採用。まず真珠に視線が引きつけられるようなデザインを心がけました。
帯にはあえて絵を敷かず、カバーとは切り分けたデザインに。
本文フォーマットの作成、目次や扉など本文付き物のデザインも担当しています。