装画はこよりさん。
親本はメイン読者に子どもを想定したミステリーランドでの刊行。文庫にするにあたって、若い読者のことも考慮に入れつつ、大人の読者も手に取りやすい本にすることを心がけ、装画をこよりさんにご依頼。
3カ月連続刊行の予定なので、最初の段階で3冊分の構図についてご相談し、ラフを描いていただきました。「鬼の巻」は1冊目ということで、主人公の純とオロチ、さらに純の仲間となる鬼の少女・水葉に登場人物を絞り込み、画面を構成。要素はシンプルながら、とても迫力のある装画となりました。
タイトルは素朴な印象の書体に。少年たちの成長が描かれる本書のイメージを反映しました。