ただでさえ迫力のある鬼とギラッとした赤の組み合わせで、目が覚めるようなカバーとなりました。OKミューズガリバーもみしぼに特色の赤を刷って、加工はグロスニス。金箔も通常とはすこし違った不思議な風合いです。
カバーに使用したのは、鬼瓦の写真。京極先生と坂野が旅先で偶然発見したものを撮影し、所有者に許可をいただいて使わせていただきました。偶然の出会いが装幀に採用されるのは、珍しい例かもしれません。
本文フォーマットの作成や、付物関係のレイアウトも担当しております。本文の刷り色は深い緑色。このシリーズは毎度刷り色が違うので、そのあたりも必見です。