ジャンル|イラスト・ミステリー・サスペンス・青春・学園

魂の歌が聞こえるか

真保裕一 (講談社)

装画はまめすけさん。

絶対に、彼らの歌を守ってみせる
驚異の実力を持つ無名新人バンドのデビューの条件は、「匿名かつ素顔を見せないこと」。その裏には、彼らの不運で切ない過去が秘められていた──。

社会派ミステリであると同時に、バンドもの・青春小説の要素もある作品。今回はバンドの要素にフィーチャーし、演奏する登場人物たちの姿を見せる装幀とすることに。まめすけさんには、若者の痛々しさ・瑞々しさをキーワードに、表情などにもこだわった、リアルなバンドマンの姿を描き出していただきました。
カバーのレイアウトは、強さと勢いを両立させられるようなものを目指しました。帯には赤と黄色を使い、ここでも押し出しの強さを。迫力のある一冊に仕上がっています。
目次や扉など、本文付き物のデザインも担当。本文中にも装画の要素を使わせていただき、装幀との統一感を演出。