魚心あれば 釣りエッセイ傑作選 開高健 (河出書房新社) 釣師というやつは、見たところ、楽しそうで、のんきそうだが、実はみんなさびしいんだ──。 ニジマス、サーモン、オヒョウ、ブラック・バス……世界を釣り歩いた小説家の、珠玉の釣りエッセイ。 「釣りエッセイ」ということで、カバービジュアルには釣りや魚にまつわるモチーフを検討。不思議な余韻のある釣り針の写真が選ばれました。 デザインは、「傑作選」シリーズの既刊を踏襲しています。