ジャンル|ミステリー・サスペンス・写真/コラージュ

黒野葉月は鳥籠で眠らない

織守きょうや (双葉社)

覚えておけばいい。絶対に欲しいものが決まってる人間が、どれだけ強くて、怖いものかを。
優しすぎる新米弁護士は、依頼人の秘密に触れ、少しずつ成長していく。彼が巻き込まれた、予測不能の四つの事件の行方とは──。

「重厚感のあるミステリらしい装幀」をキーワードにデザインを検討。シリーズ3ヶ月連続刊行の1冊目なので、フォーマット性も意識しました。
「花」と「赤いリボン」を3冊でリンクするモチーフに設定。表題作を想起させる「鳥籠」を加えて画面を構成しています。美しさとミステリアスさを強く意識しました。
惹句に加えて推薦コメントが掲載されるということで、通用より少し高めの帯幅を設定。黒×赤でミステリらしさにこだわりました。