ジャンル|イラスト・児童書

10分、おばけどき こわいおばけの話

村上健司・文/天野行雄・絵 (あかね書房)

装画・本文イラストは天野行雄さん。
小学生が1話10分程度で読める長さの小話をタイプ別に10話収録した、おばけ(妖怪)の本。
カバーには、シリーズ共通して「時」しばりの立板古(おもちゃ絵)をあしらっています。組み立てて撮影した立板古をレイアウトに組み込む際に、立体感を出すのに苦労しました。
背景にうねうねしたアブストラクトを敷くことで怪しさを演出。こわさの中にも愛嬌があるおばけたちとの相性もよく、おばけの話にぴったりの装幀になったとおもいます。
見返しには、お話に登場するおばけたちがどこにいるのか一目瞭然の地図を。本文フォーマットの作成も担当していますが、こちらにも髑髏のアイコンをちりばめるなど、細かいところに様々工夫があります。