QED 白山の頻闇 高田崇史 (講談社) ノベルスに続いて装幀を担当。「白」の概念がテーマというところは変わらないのですが、ノベルスのときよりも眩しい「白」を目指しました。 白山を背景に、舞の際に巫女さんが身につける前天冠と金扇の華やかさが際立ちます。それ以外はあえて無彩色っぽい仕上げとし、シックな印象でまとめました。 一方で帯には黒地を採用して強度を。黄色を入れることでカバーとトーンを揃えています。