
装画はorieさん。
この世の中にまともな母親なんて、いる?
季節外れの雪が降った4月の早朝、側溝で発見された意識不明の幼女。正体不明の彼女の存在をきっかけに、「家族」の秘密が暴き出されていく──。
少女の顔を大きくあしらう装幀にしたい、というオーダー。正体不明の少女のイメージでビジュアルを検討し、吸い込まれそうな透明感が印象的なorieさんの作品をお借りしました。
印象的なタイトルは、ストレートに大きく配置。確かな重さを持って、胸に迫ってきます。
カバーが静かな印象となったため、帯には赤を使ってギャップを演出。ショッキングな内容を淡々と読ませるデザインに。
本文では、目次のデザインを担当しました。





