ジャンル|イラスト・SF・ファンタジー・ホラー

春のたましい 神祓いの記

黒木あるじ (光文社)

装画はこたさん。

わたしの仕事は、神を「処分」すること──
世界中を襲った疫病の影響で祭りが中止され、忘れられた神が暴走を始めた。神を鎮める役割を担う九重は、崩れた世界のバランスを取り戻すことができるのか。

作品の舞台となる東北地方の風景を描くことを前提に、構図を検討。荒ぶる神々(彼岸)と彼らを鎮めんとする主人公(此岸)の対比を、鳥居を境として描き出すことに。どちらの側から見るかで、世界の見え方ががらりと変わります。表1と表4、ぜひ見比べてみてください。
本文付き物のデザインも担当。静謐さ・荘厳さを意識したデザインに。