江ノ島奇譚 高田崇史 (講談社) 繰り返しぬっぺらぼうの夢を見るお初。お初の男である破戒僧・勝道はなぜかぬっぺらぼうに恐怖を覚える。悪夢を祓うため、勝道はお初を江島明神の弁財天詣でに誘う。その地に伝わる哀しい身投げ話など知りもせずに。 単行本に続いて装幀を担当。デザインも親本を踏襲しています。格調高い時代小説、という装幀を目指しました。 目次や扉など本文付き物のデザインも担当。シックな佇まいに。