ジャンル|イラスト・ホラー

無音 忌み語を紡ぐ町

櫛木理宇 (集英社)

装画はなたりさん。

周期的に首吊り自殺が連続する田舎の町で生まれ育った那月。夫と娘、お腹の子とともに故郷に戻ることになった彼女に、次々と怪現象が襲いかかる……。

いくつかラフをいただいた中から、作中に登場する少女が赤ん坊の人形を抱いてこちらを見据えている案を採用。絵は表4側に続いており……。全体の印象は静かながら、おもわず息を呑むような恐ろしさがひたひたと迫ってくる装画を仕上げていただきました。
帯は黒×赤×白で、ホラーの王道らしい仕上げに。がたついた文字も不穏さを助長しています。
別丁扉にも絵を描き下ろしていただきました。ページをめくると新たに恐怖が現われる仕掛けです。
目次や扉など、本文付き物のデザインも担当。ここにも装画の要素を切り抜いて使わせていただきました。一冊を通じて、静かな恐ろしさを意識しています。