ジャンル|文芸・イラスト・時代

雷電

梶よう子 (KADOKAWA)

装画は宇野信哉さん。

生涯戦績254勝10敗、史上最強の力士・雷電と、ただ一人二度雷電に勝った力士・花頂山。藩の思惑、力士の誇り、武士の意地……二人の最後の取組の背後には隠された「物語」があった。

史上最強の力士が主人公であることを示すため、装画には相撲を取る雷電の姿を描いていただくことに。鉄砲稽古中、体から湯気が立ちのぼるような迫力満点の雷電を描き出していただきました。
表4には、現在にも残る雷電の化粧回しの稲妻模様をあしらっていただいています。
タイトルは赤字で堂々たる見せ方に。雷電の体はしっかりと見せ、装画の迫力と勢いを活かしています。
帯にも絵を敷くデザインに。黒×赤の構成とし、渋くてかっこいい仕上がりとなりました。
目次や扉などの本文付き物のデザイン、本文フォーマットの作成も担当しています。本文にも装画の要素を使わせていただき、静かながら迫力あるデザインとなりました。