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霊獣紀 蛟龍の書 上

篠原悠希 (講談社文庫)

装画は斎賀時人さん。

融和と兼愛、それがわたしが目指すこの国の未来だ。
成長して龍になる可能性を秘めた蛟の子・翠鱗。彼が神獣になるための天命と見極めたのは、大平の世を目指す少年を王座に就けることだった──。

聖王の器を持つ少年・苻堅と、彼を見出す幼い霊獣・翠鱗の姿をモチーフに。草原に立つ二人を斜め上から見る構図とし、テーマカラーは明るい緑や青に設定。翠鱗は空を見上げると同時に、自らが見守る王・苻堅のことも見つめている、という設定です。
目次や人物紹介ページなど、本文付き物のデザインも担当。帯の表4にも使わせていただいたキャライラストも、斎賀時人さんによる描き下ろしです。