2014年1月25日、「水木しげる漫画大全集」刊行記念イベント、
「第1回 バオーンの夕べ
〜責任監修・京極夏彦氏と編集委員会が水木漫画を語りつくす!!!〜」
が開催されました。
日時:2014年1月25日(土) 午後4時30分〜9時30分ごろ終了
会場:講談社講堂
京極夏彦氏と編集委員会のメンバーが、ここでしか聞けない制作秘話、大全集の魅力ととっておきの読み方などを、大全集刊行以来初めて披露。
会場は抽選に当選されてお集まりいただいた400名の「水木ファン」の皆さんで埋め尽くされました。
●講師
責任監修者・京極夏彦氏
茂鐡新報主筆・村上健司氏
大全集ブックデザイナー・坂野公一氏
水木しげる先生次女・水木悦子氏
漫画家・松本ひで吉氏(詳細)
●式次第
第1部 京極夏彦氏と編集委員会が水木漫画を語りつくす!
第2部 京極夏彦氏と編集委員会が水木漫画を語りつくす! さらに深〜い話
第3部 水木しげるなんでもお宝度数判定団!
※第1部は「ニコニコ生放送」にて無料配信されました。
第2部の京極夏彦さんご自身による原稿修復のプロセスは、皆さん特に興味深くご覧になっていたように思います。まさに「水木愛」のなせる技といいましょうか。
また会場では「水木しげる漫画大全集 第2期」刊行決定の報告もありました。刊行予定巻数は35巻。これで第1期と合わせて合計68巻となりますが、背表紙の巻数表記と照らしますと辻褄があいませんよね。なので実質第3期の刊行も明らかになったといっても良いかもしれません!
長丁場にもかかわらずイベントは大盛況にて終了。いつか「第2回バオーンの夕べ」が開催されるのではないかという期待が持たれます。
※「バオーンの夕べ」の更なる詳細は、水木しげる漫画大全集第10回配本の「『ぼくら』版カッパの三平他」「貸本漫画集6 地底の足音他」の「茂鐡新報」をご覧ください。「大極宮」でも当日のレポートがご覧いただける模様。
◎写真撮影 杉山和行