2018年6月24日、「第5回 バオーンの夕べ FINAL」が神楽坂のかもめブックスで開催されました。開催のたびにあっという間に参加者が定員に達する人気イベントも、「水木しげる漫画大全集」の完結にともない今回でファイナルを迎えました。
実はイベントの前に、全集の責任監修者・京極夏彦氏をはじめとする編集委員で、水木先生の墓前に全集完結のご報告をしてまいりました。目玉おやじを彷彿とさせる素敵なお花を墓前に手向けました。
その後、みんなでかもめブックスに移動。イベントへの登壇者は、京極氏、編集委員であり茂鐡新報の主筆でもある村上健司氏、坂野の3名です。
イベントの第一部では「謝罪物件」として、刊行後に発覚したミスの数々を公表。スクリーントーンがはがれてしまっている箇所、不要な文字の消し忘れなどを、修正前と修正後の画像の双方をお見せしながら観客の皆さんに謝罪しました。
第二部では、京極さん編集の水木先生の超貴重映像(「怪」のイベントや、米寿・卒寿のお祝い映像など)が流され、第三部では水木プロさんや京極さんから提供された貴重なプレゼントを巡ってのじゃんけん大会が。プレゼントの中には実際に水木先生が使用されていたものもあり、ファン垂涎の一品が続々登場。ゲットされた皆さん、おめでとうございました!
たいへん濃密で、印象深い「バオーンの夕べ」となりました。